会長ご挨拶
『生涯健康・生涯現役』を支援するプロ集団

竹尾 好惠

竹尾 好惠

<役職>
・NPO法人1億人元気運動協会 会長
・株式会社元気サポート 代表取締役
・関西医療大学、天理大学 非常勤講師
<関連資格>
・教育学修士(神戸大学)
・健康運動指導士、介護予防主任運動指導員
・(公社)日本フィットネス協会エグザミナー
・(一社)日本マタニティフィットネス協会ディレクター

●今後、求められる介護予防
我が国は超高齢社会であり、2025年には4人に1人が高齢者になり、75歳以上の後期高齢者は人口の18.1%をしめ、独居老人または老夫婦のみの世帯は25%、MCI(軽度認知症)は、470万に達すると言われています。この1カ月、知人としゃべっていない、外出は病院に行くほか週に1回程度という閉じこもりがちな高齢者が増加しているという声を周囲で聞くことが増えてきています。健康寿命の延伸となる介護予防は急務ですが、地域での健康づくりや介護予防は今後を見据えた啓発が進んでいないのが現状です。
高齢になり、たとえ身体に不自由があっても「私は健康です」と言える人は生きがいがある人だと感じています。今後、求められる介護予防は単に身体機能を改善するという発想ではなく、生きがいづくりにつなげることが大切です。そのためには、パラダイムシフトが必要と考えています。エイジズム(Ageism)の老人であるという理由によって、老人を類型化し差別するという否定的発想から老成と言う肯定的発想へと転換します。誰しもが老化し身体機能は低下しますが、精神の向上はいつまでも図れます。

●具体的行動目標
規則正しい生活習慣は老化を遅延させます。しかし真の老化抑制の要因は、社会生活を維持することと認識し行動しています。我々の具体的な行動目標は、①自主性を高める記憶しやすいスキルの提供②運動の価値観を高める知識レベルの向上③ヤル気を引き出す達成可能な課題設定の3つです。それら3つを参加者の状況に合わせてらせん状に高め、"運動の習慣化"から"生きがいづくり"につなげ、「生涯健康・生涯現役」をめざします。
特に我々の強みは、③でありたいと思っています。「ええ加減がよい加減」は、チェアエクササイズの運動強度のキャッチフレーズとして用いてきました。各々の個性(体力年齢や身体能力)を尊重しマイペースで行うことを承認します。できそうなことを見つけ提案し、伴にスモールステップに向き合い達成経験を増やします。一過性の運動指導ではなく、ヤル気を導き行動習慣の変容を支援することが本務だと考えています。それが高齢者・低体力者であれば、なおさら我々が得意とすることだと思っています。高齢者・低体力者こそ、運動が必要であり運動を介して、自分らしくいることをあきらめないでほしいです。

●スローガン
本協会は、全国に会員の皆様が在籍しています。協会に賛同して下さる皆様の存在は、チェアェクササイズをはじめとする高齢者・低体力者の運動指導法の探究、そして協会の成長、発展に勤しむ糧となっています。従来のエイジズムを覆し、介護予防の第一人者として認知されるよう、高齢者・低体力者が元気に暮らせる活動に邁進します。医療、介護・福祉と連携し、「生涯健康・生涯現役をスローガンに、高齢者がいつまでも自分らしい人生を送るために"生きがいづくり"を全力で支援することをお約束します。

CONTACT

各種ご依頼はこちら

株式会社元気サポート

※次ページは株式会社元気サポートのWebサイトへリンクします。

株式会社元気サポート