1億人元気運動協会 会長 竹尾好惠からのごあいさつ
1億人元気運動協会は、1992年会長 竹尾好惠が日本初、独自の理論で「チェアエクササイズ」を考案し、1999年より科学的根拠の裏付けの元、高齢者 ・低体力者の健康・体力づくり運動の開発・普及・指導者育成を教育団体として行っています。
21世紀を迎え、わが国はすでに世界有数の長寿国家であり、高齢社会から超高齢社会の範疇に分類され、今後高齢者に対する健康指導はますます必要になると考えられるでしょう。しかしながら、高齢者や低体力者のための運動は種類が少なく、また、指導者の数・質ともに十分整備されているとは言えないのがわが国の実情です。
近年、わが国では、余暇時間の増大とともに、公共や民間のスポーツ施設を中心にフィットネスブームが起こったのは事実ですが、実際にはすでに健康な人々がさらに健康を増進させるために利 用していることが多いと思われます。すなわち、健康づくりのために運動が必要なことはわかっていても、運動するための手段がない高齢者や低体力者のほうが圧倒的に多いのが現状だと考えられます。
本協会は、そのような、本当に運動を必要とする人びとに運動を広めていくために、時と場所を選ばず誰でも簡単に行うことのできる運動の開発ならびに、それを正しく普及していく指導員の育成が必要だと考え、それを国内外において組織的におこなっていくための団体です。
そして、特定非営利活動促進法に基づく法人格を取得することにより、現在の活動基盤をさらに充実させ、主に高齢者やこども等の低体力者をはじめとする一般の人びとに適切な運動を提供することによって、一人ひとりのADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)の自立を促し、QOL(Quality of life:生活の質、生活の満足感、安定感、幸福感を規定している要因の質的内容)の維持・増進を図り、より住みやすい社会の創造に寄与することを目的として本法人を設立いたしました。