先日、ある食事会で72歳の女性Sさんと出会った。
先日、ある食事会で72歳の女性Sさんと出会った。「私、卒婚をして、毎日イキイキと暮らしています」とのこと。胸中、たまげた(笑)。『卒婚』という流行語大賞のようなワードが、この年代の女性から出てくるとは思わなかったからだ。
Sさんは40代はじめから膠原病を患いながら、母親の介護も始まる。そして、ご主人の身の回りの世話に追われる毎日。“なぜ、私だけこんな目に遭わなければいけないの?”と嘆き悲しんだそうである。その頃は、専業主婦、言わば養われている身だから生きていくためには我慢するしかないと思っていたそうであるが、 “私の人生、このまま終わってなるものか!”と一発奮起した結果が、『卒婚』なのである。
現在は、週に1回の酵素浴と加圧トレーニングで体調も良好、膠原病と上手に付き合っている。シニア生きがいづくり講習会で競技麻雀の講師を務め、社会参加も積極的に行う。
ご主人とは今は、完全な別居状態。一時は食事だけは一緒にしていたが、それも止めた。理由は、顔を合わせると女性の自分が家事をやるはめになるからとのこと。
「酵素浴は最低でも約5,000円(1回/週)、加圧トレーニングは約6,000円(1回/週)。決して安くはないけれど、節約してやり繰りすれば、自分の甲斐性で何とかできるということがわかった。怖くてなかなか一歩が踏み出せなかったけれど、今は卒婚して本当に良かったと思う」とのこと。詳細には聞けなかったけれど、現在の生計は、ご主人の厚生年金の半額、麻雀講師の報酬、そしてパート勤務などと察する。
現在は母親の介護と老犬の世話で、外出時間は限られているけれど、苦には思っていないそうだ。なぜなら介護には終わりがあるからとのこと。しかし、養われている肩身の狭い身上には、将来は見えなかった。今は、毎日がやりたいことがいっぱいで忙しいとうれしい悲鳴だそうである。そして、「私、生きがいのある毎日を過ごせるようになって、膠原病にも感謝している。辛い病気を経験したお陰で、自分の心身の健康づくりを見直せたし、何より人に優しくなれる」とSさん。
Sさんと話して、加齢ではなく華齢だと感じた。イキイキと自分らしく毎日を過ごしていらっしゃる。『生フレイル予防』のお話(笑)を聞けて、とても勉強になった。
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株式会社元気サポート 代表取締役、NPO法人1億人元気運動協会 竹尾好惠のコラムです。
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